都市計画街歩きで学ぶ : 東京23区 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）「住宅街の真ん中でも、住居兼用であれば商店を開ける」「準工業地域に建設するマンションには工場や事務所を設置しなければならない」――。都市計画のルールを分かりやすく解説し、ひと味違った街歩きを楽しもうという本を、世田谷区が今月発行した。 「新感覚のまち歩きガイド『せたがや』街並み図鑑」＝写真＝。主に区職員が撮影した建物や道路、公園などの写真３５８枚に文章を添えている。子供にもページを繰ってもらおうと、パラパラ漫画も付けた。 住宅街の中で、ひっそりとたたずむ肉店の写真。「住居が併用されていれば、小規模なお店をつくることができる」と解説している。マンションの写真には「１階部分に事務所が併設され、準工業地域ならではの作業場のあるマンションです。ものづくりを支える新しい形です」。巻末に、都市計画に関する専門用語の注釈も加えた。 区はこれまで、都市計画全般やまちづくりの方針などをまとめた「都市計画概要
