同人活動をやめた。 理由はとても情けないけれど、感想をもらえないことへの無力感だった。 割合で言えば、100冊売っても1件感想があるかないか。書店にも委託していたけれど、感想を一件ももらえなかった本もある。 もちろん当初は感想が欲しくて本を作っているわけではなかった。こんなの萌えると思うんです!という主張をしたい。それが一番の目的であって、誰かに褒めてもらいたいわけじゃなかった。 イベントに出る。本が売れる。嬉しい。最初はただそれだけだった。 けれど、数年続けていればそれなりに反応が気になってくる。 イベントの都度本を出す。幸い手にとってもらえる数も、誕生日席になる回数も増えた。けれど無反応。わたしの話は面白いと思ってもらえたのかな、それともつまらなかったのかな。反応がないからわからない。 ジャンル仲間と話をする。差し入れにお手紙をもらえたという。原稿中は勇気が出るという。 いいなあ。感想