国語において、言語表現活動を授業で行った場合、ほとんどが教師と子どもの1対1の活動になっている。しかし、『学び合い』授業では教室内のいたるところで活動がおこなわれ、有機的な表現活動で満たされることになる。言語活動の絶対量は『学び合い』授業のほうが圧倒的に多い。 本書では『学び合い』において、子どもたちがどのような活動をおこなっているのかを観察、分析し、記録することによって、『学び合い』の本質をみなさんに知ってもらいたいのだ。 国語教師にはグループ活動をすること自体に「ためらい」がある人が多くいる。「話し合わなかったら?」「活動しなかったら?」という不安から子ども同士のかかわりを持たせたくないのだ。しかし、本書を読んでもらえると、子ども同士の学習活動は教師の働きかけでおこなうものではなく、子どもたちが勝手におこなうものだということがわかるだろう。むしろ教師が働きかけることにより、どんどん子ど
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く