ボクは8月、学術調査、登山、シェアスペース調査など忙しく長野県に訪れていました。今月だけでも長野、松本、伊那、安曇野、諏訪、長野ではないけど清里といった地域を訪れ、構想を練ったり研究活動をしたりしていました。 色々な地域を訪れる中、個人的に面白かった地域を今回は紹介します。 その地域とは野尻湖です。 野尻湖は長野県上水内郡信濃町にある、長野県で第2位の面積を誇る湖です。第1位はこれも有名な諏訪湖ですが、貯水量という点では野尻湖のほうが多いです。というのも、野尻湖は水深が深いところで30m超あり、水深が深くない諏訪湖とは環境が違うのです。 また、野尻湖は国際観光地としても知られ、多くの人が春夏秋冬問わず訪れ、春は花、夏は水、秋は紅葉、冬は釣りとスキーと娯楽が目白押しです。 ところで、そんな野尻湖ですが、驚くべき事実があります。 それは、湖の周遊バスがないということです。 野尻湖はしなの鉄道北