NECは3月2日、自社基幹システムの全面刷新に着手したと発表した。グループ全体に基幹システム機能を提供するクラウド指向のサービス基盤として構築、TCOと間接部門コストの2割以上の削減と、ノウハウを活用したクラウドサービスを展開していく。 NECグループの国内外の主要関係会社も含む、販売、経理、資材の基幹システムが対象。2010年4月に経理システム、11年4月に販売・購買システムのサービスインを予定している。 BPR(Business Process Re-engineering)により策定したグローバル対応の標準業務プロセスを実装し、業務効率化と国際会計基準への対応、内部統制の強化も図る。ビジネスプロセスモデリングにはARISを適用、SAP ERPを標準システムとして採用する。業務効率化により、12年度までに対象領域の間接部門費用を2割以上削減するとしている。 新システムは、グループ全体へ
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