今回はネットワーク周りのチューニングのお話。 WEBサーバにアクセスが集中した時、サーバを監視している時は一般的には以下の4点を見ていると思います。 CPU負荷 メモリ状況 ディスクIO コネクション状況 まぁ見ていたところでできることはかなり限られているのですが、次回の対策の目安になります。 とはいえ、前者3つについてはチューニングと言っても増設以外の処置の効果は薄いでしょう。 ただ、4つ目の「コネクション状況」については設定次第で劇的にパフォーマンスが上がったりします。 今回はそのあたりについて書いていきたいと思います。 ・基本的なTCP通信の話ここではコネクションのクローズのことだけ書きましょう。一般的にアプリケーションレベルでは通常コネクションをオープンした方からクローズの要求を発行します。しかし、TCPレベルの通信ではどちらからという決まりは無く、データを送り終わった
WEBコンテンツ配信にLinuxを使うのは一般的になりましたが、CentOSやUbuntuをはじめ、大抵のディストリビューションが低スペックなマシンでも動くような初期設定になっています。 トラフィックの上限でもない CPUリソースの枯渇でもない HDDのIOが遅い問題でもない コンテンツが重くなる(接続できない) というケースで、見落としがちなLinuxのネットワーク周りのチューニングについてです。 iptables関連 iptablesを使用している場合、下記のパラメータを注意して下さい。 /proc/sys/net/ipv4/ip_conntrack_max ip_conntrackに記録できる最大値です。65536あたりが初期設定になっているかと思います。これだとパケットの取りこぼしがすぐに起きてしまいます。1コネクションあたり約350バイト消費するので、実装されているメモリに応じて
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