お盆の期間中に成田空港を発着する国際線を利用した人は、去年よりも6%余り減った一方で、国際線が増便された羽田空港は過去最高となり、国際線の利用者が成田から羽田に移る傾向が鮮明になりました。 東京入国管理局によりますと、今月8日から17日までの期間に成田空港を発着する国際線を利用した人は80万4000人余りで、去年の同じ時期に比べておよそ5万7000人、率にして6.6%減りました。 一方、羽田空港では国際線の利用者がおよそ35万人と去年より44%増え、これまでで最も多かったおととしをさらに10万人近く上回って過去最高となりました。羽田ではことし3月、ヨーロッパや東南アジアとを結ぶ国際線が増便されましたが、成田はヨーロッパ方面を中心に国際線のおよそ4%が減便され、国際線の利用者が成田から羽田に移る傾向が鮮明になっています。 東京入国管理局は、「外国人観光客は2つの空港とも順調に増えていて、今後