いよいよ、今年も世界最高峰クラスの競馬である「ドバイ国際諸競争」が、UAE(アラブ首長国連邦)で行われる。人間のアスリートと同じように、競馬も短距離から長距離までレースはさまざまだが、今回日本馬は7頭が参戦。このうちメイン競争の「ドバイワールドカップ」(2000メートル、ダート)に、ジャパンカップなどを制した「エピファネイア」と挑戦するのが角居勝彦(すみいかつひこ)調教師だ(発走は日本時間29日2時。ちなみに同レースには別途「ホッコータルマエ」も参戦)。 競馬ファンなら角居師のことを改めて説明する必要はないが、2007年に3歳牡馬が主役のクラシックである「ダービー」に、牝馬の「ウォッカ」で勝った調教師といえばわかる読者もいるかもしれない。また2011年東日本大震災直後の「ドバイワールドカップ」を「ヴィクトワールピサ」で制し、日本を勇気づけたのも角居師だ。 勝てない馬の厳しい現実、自ら誓った
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