入所者など46人の殺傷事件が起きた相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」について、建て替えを決めた神奈川県に対し、障害者団体や有識者から見直しを求める声が強まっている。「施設から地域へ」という障害者福祉の流れに反するという考え方だ。県は園を建て直して「再生のシンボル」にしたい考えで、合意を探るという。 【写真】津久井やまゆり園。東西の居住棟、管理棟など複数の建物がある大規模施設だ=昨年7月、相模原市緑区、朝日新聞社ヘリから、鬼室黎撮影 園は神奈川県立で、「指定管理者」と呼ばれる社会福祉法人が運営してきた。 「大規模収容施設は、時代の逆行以外の何物でもない」。10日に県が開いた公聴会。県内の障害者団体や有識者から意見を聴き、施設の構想に反映する目的だったが、建て替えへの異論が相次いだ。2006年に施行された障害者自立支援法(現・障害者総合支援法)では、障害者が地域社会の中で暮らして
![やまゆり園、建て替えに異論噴出 大施設「時代に逆行」 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1fa0fdf8ed8596c1b41c9b6644181fbd4f91928e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Famd.c.yimg.jp%2Fim_sigg7sfAGKvOvSUl1AozK3sMjg---x395-y400-q90%2Famd%2F20170126-00000029-asahi-000-6-view.jpg)