■交差比率を評価基準にして商品経営を見れば、その店の先行きが見える 交差(交叉)比率は、(粗利益率×年間商品在庫回転率)の計算式で求められる。(小売業界人でこの指標の重要性を知らない人はいないと思うが、念のため) 衣料品店の商品経営においては、交差比率240が達成すべき第一段階の数字と言われているのだが、調べて見ると240以上の衣料品店は案外少ない。ちなみに、ディリーファッションストア界のナンバーワン企業、「ファッションセンターしまむら」の交差比率は、在庫回転率10回×粗利益率30%=300(2008年2月期)と高い。一方、食品スーパー・ヨークベニマルの直営衣料部門の交差比率は、在庫回転率6回×粗利益率36%=216(2006年2月期)で、しまむらよりはるかに低い。ファッションセンターしまむらは「儲かっており」、ヨークベニマルの直営衣料は赤字(または、赤字すれすれ)と言われている。 交差比
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