部下が何か問題を起こした時、それがミスなのであれば「なぜそれが起きたのか」「何を怠ったのか」を調べ、予防策を部下と一緒に考えることになるはずです。 人間は必ず間違いを起こします。しかし、ミスが多い人、少ない人がいるのも事実です。リーダーは、ミスが起きにくいチームを育てることも仕事です。問題が起きたことの理由や原因追求は必ず行い、部下に考えさせるようにしなければなりません。一緒に振り返ってみて、何が原因なのかを本人が明確に理解しているかを確認し、できていないようであれば原因や理由を指摘する時間を用意します。 「叱り方」というと、「どうやって部下に厳しく接するか」といった技術的なことを考える人が多いのですが、大事なのは「何を指摘するか」という中身です。その指摘の質がリーダーに問われているわけで、大声など出さなくてもいいのです。 叱る理由は部下の能力によって差があるはずです。想定できたはずのこと