総額2700億円を配分するとして前政権時代に配分対象者30人が公表されている「最先端研究開発支援プログラム」で、配分対象者の中に、審査員の夫が含まれていることが分かった。このプログラムについては、鈴木寛・文部科学副大臣が就任早々「選考過程が不透明」と見直す方針を明らかにしている。(川口恭) このプログラムには565件の応募があり、最先端研究開発支援ワーキングチーム(座長、相澤益男・総合科学技術会議議員)の24人が書類審査で上位95件に絞ったうえで、研究の意義や見通しを1件平均30分で聴くヒアリングを実施した。最終的に選んだのは麻生太郎前首相が座長の「最先端研究開発支援会議」だが、実質的な審査はワーキングチームが行なっている。 このワーキングチーム24人の1人である川合眞紀・東京大学大学院教授の夫が、同じ分野の研究者である川合知二・大阪大学産業科学研究所教授で、知二氏が配分対象者に選ばれた。
刑事ドラマなどではよく犯人の捜索のため指紋採取やDNA鑑定などの科学捜査が行われるというシーンがあります。そうした捜査を体験できるという大人のための「ごっこ遊び」シリーズ第1弾「体験王~鑑識捜査編~」がタカラトミーから発売されるそうで、東京おもちゃショー2009で展示されていた実物を見てきました。 詳細は以下から。 ちょっと異質な雰囲気の漂う「体験王~鑑識捜査編~」コーナー。 「物証から真実を導く」とすごいキャッチコピー。 「体験王」はあまり体験できない職業の疑似体験ができるシリーズとなるそうです。 鑑識捜査編で体験できるのは4つ。ルミノール試薬で血液の反応が見られる「血液鑑定」。 血液判定薬と指紋検出薬。小さい子どもは大人と一緒に遊んでください。 対象のpH値を調べられる「pH測定」。 pH値を調べた唾液(左)とpH測定薬(右)。これはややアルカリ性という結果になっているようです。 スラ
・セックスと科学のイケない関係 気鋭の女性科学ジャーナリストによる性科学の最先端レポート。読み応えあり。 テクノロジーで人間のセックスを探究する真面目な科学者達の話だが、実験観察の現場を想像すると可笑しくなる。 「"ドライ・ペニス・スキャン"では、被験者はベッドにうつぶせになり、別途に開いた穴から人工ヴァギナにペニスを挿入します。"ヴァギナ"は(人体に無害な)澱粉のゲルでできています」。 他にも登場する科学者は、セックスしている男女をMRI装置に入れて性器の状態を調べるとか、膣にペニス型カメラを挿入する。形状の異なる男性器と女性器を使い「男性器の亀頭の張り出しは自分の精液を放出する前にライバルの精液を掻き出すためにある」ことを証明する。男性被験者の禁欲的協力で精子は5日ごとに"在庫一掃"が望ましい(1週間で劣化する。毎日では薄くなる)ことがわかったり。 だがそうした苦労の甲斐あってさまざま
脂肪のコントロールをする役割を持つ酵素が発見され、肥満や糖尿病、心臓病などを防ぐ鍵になるのではないかと考えられているそうです。この酵素を操作すると、食べても食べても太らないという、一部の人間からは非常にうらやましがられるタイプの体になれる可能性もあるようです。 詳細は以下から。 Fat enzyme explains why some people don't get flabby - Telegraph ウエスト付近の皮膚下にエネルギーを溜め込むかどうか決定する酵素「MGAT2」を失ったマウスが、高脂肪の食事をしても体重過多にならないことが科学者によって発見されたそうです。また、MGAT2のないマウスは耐糖能異常にならず、肝細胞に脂肪がつかなかったとのこと。MGAT2はマウスと人間に共通してある酵素MGATのひとつで、薬によって行動を抑えて肥満に対処できるのではないかと考えられているそう
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く