= 防災の日、その意義 = 本日は「防災の日」。 「防災の日」1960年(昭和35年)に、閣議了解により制定された。 9月1日の日付は関東大震災(1923年大正12年9月1日)に発生したが、その日に ちなんだものある。 残念だが国内では毎年、幾つもの災害が発生している。 先月、発生した広島の土砂災害は70人以上の犠牲者を出し未だに後かたずけ (復興)のメドもおぼつかない。 西洋の諺にもあるが「人類平和にとって最大の悲劇は戦争や事故・災害の教訓を 生かさないことにある」というが至言である。 広島の被災地区も昔は地名も「蛇落地悪谷」と呼ばれていたが、それが「八木地区」 に変名したと言う。 先人が命名した教訓の名称(土地の怖さ)が時代が変わるといつしか忘れられ教訓と して生かされないのである。 「災害は忘れた頃にやってくる」とは寺田虎彦の名言葉であるが彼が「関東大震災」の 経験をベースに書いた「