新型コロナウイルスに感染し、重症化した30歳代の男性。 その治療にあたっていたのは、本来重症患者を受け入れるはずではない地域の病院でした。 救える命が救えないかもしれない。 最前線を取材すると医療従事者たちの苦悩が見えてきました。 【看護師】「酸素ボンベもらっていいですか?」 【看護師】「今、サチュレーション(酸素飽和度)いくつですか?」 【看護師】「90!!」 新型コロナウイルスに感染した30歳代の男性。 軽症・中等症の患者を受け入れる病院で治療を受けていました。 しかし、わずか2日で容体が急変。 人工心肺装置・エクモが必要になったのです。 【主治医】 「医療従事者自体も患者数と重症化のスピードにちょっとついていけてない」 堺市にある耳原総合病院。 第1波から新型コロナウイルスに感染した軽症・中等症の患者を受け入れてきました。 感染者の急拡大に対応するため、病院は、今週、内科の入院病棟を
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