コントロールを失い軽く失速したサインツはチーム無線で「あれはちょっと汚い。わざとやったんだ」とリカルドを非難した。SF21の翼端板は破損した。 ポジションを守り抜いたリカルドは5位でフィニッシュしたものの、コースを縦横無尽に駆け巡り、様々なラインで追い抜きを仕掛けたサインツはタイヤを痛めてしまい、ラスト2周というところでバルテリ・ボッタス(メルセデス)にオーバーテイクを許して7位でレースを終えた。 RaceFansによると終盤の接近戦についてリカルドは「もちろん、故意に誰かに突っ込もうとするわけもなく、あれはちょっとした”擦れ違い”のレースだったんだ」と振り返った。 「わざとじゃないけど、アウト側にいる場合には若干無防備になってしまうものだし、彼がリスクを取ったって事なんだと思うよ」 無線でのサインツの非難については「僕はナイスガイだから、たまには汚い事をしても良いんじゃないかな!」と交わ