マツダ社員の困惑顔が目に浮かぶリコールが発生したのは3月4日。なんと「クモが原因でクルマが燃えるかも」というリコールだ。 対象となったのは北米仕様のアテンザ(マツダ6)で、'08年4月8日から'10年2月8日までに生産されたモデルだ。対象台数は6万5916台。 通気管にクモが侵入し、巣を張ることで燃料タンクの圧力が変わって変形、ヒビ割れを起こし、燃料漏れ。最悪の場合は火災の可能性があるという。26件の燃料漏れを確認したが、事故の情報はないという。 原因となったクモは「イエローサックスパイダー」という北米大陸に生息するクモで、なんとガソリンの臭いを好むのだという。毒性もあり、噛まれると焼けるような痛さで数日間腫れる。 マツダは、通気管にクモが入り込めないようスプリングを取り付ける対応をとっている。また、日本仕様は構造が違うため、たとえ日本にこのクモが生息していてもリコールの心配はない。 この
富山県と福井市の焼き肉チェーン店で生肉のユッケなどを食べた男児2人が食中毒で死亡した問題で、焼き肉チェーンを運営する「フーズ・フォーラス」(本社・金沢市)は2日の記者会見で、業者と仕入れ契約を結んでから細菌検査を一度もしていなかったことを認め、衛生管理が不十分だったと陳謝した。 フーズ社の勘坂(かんざか)康弘社長らによると、ユッケに使った牛肉は2009年7月ごろから仕入れていた。卸売業者から「検査済み」との連絡を受けていたため、フーズ社が検査をしたことはなかったと説明した。 厚生労働省は1998年、生食用の食肉処理についての衛生基準を設けた。しかし同省の担当者によると、国内で同基準に沿って加工・流通している生食用の牛肉はないと説明。罰則規定がないこともあり、業者の判断で生食に使われているケースが大半とみられる。 勘坂社長は、生食用の衛生基準を満たしていない肉をユッケとして提供したこと
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