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2009年10月26日のブックマーク (1件)

  • JIIA-日本国際問題研究所 - オバマ政権の駐日大使任命について

    「ディプロマチック・センスのない国民は必ず凋落する」という言葉があるそうである。その国の外交の質は国家の運命を左右するというほどの意味であるらしい(細谷、i頁)。その国の外交の質を見るには政権を見ればよい。では例えば、オバマ政権の「ディプロマチック・センス」はどうであろうか。試みにオバマ政権の大使人事をみてみよう。そこに良質の外交を見出すことは可能であろうか。 駐日大使に指名されたジョン・ルース、駐英大使ルイス・サスマン、駐仏大使チャールズ・リブキンといった面々はいずれもオバマの選挙キャンペーンでの資金調達に貢献した人々ばかりである。これら大使人事は単なる論功行賞にすぎないものという批判も一部にはあるようであるが、実際のところ、どうなのであろうか。 米国の駐英大使といえば、かつてはジョン・アダムス、ジョン・クインシー・アダムス、マーティン・ヴァン・ビューレン、ジェームズ・ブキャナンなど、後