前日本代表監督のイビチャ・オシム氏(68)のインタビューの最終回をお送りする。 -長谷部の所属するボルフスブルク(ドイツ)は好チームだった オシム氏 ジェコとミシモビッチが日本のためにプレーしないのが残念だ。日本にはこういう選手がいない。視野が広くて、汗をかくのが好きで、体が頑丈で当たりが強いタイプだ。日本選手にとって欧州でプレーするのが難しいのは、当たりが強いからだ。運動量も欧州の方がきつい。それに加えて、日本選手は体格が小さいことが問題だ。欧州ではいつもハードなプレーをする。そして、走力がないといけない。息が続かないといけない。日本の選手は(欧州の)普通の選手ほど走らない。本当は日本の選手は小柄なのだから、もっと走らなければならないし、動かなければならない。すばしっこくなければならない。日本の選手は闘争心があって動けて、技術的にもまあまあだが、問題は息が続かないことだ。 -選手が育たな