言葉にまつわる作品にちなんで撮影はところざわサクラタウンの本棚劇場でも行われた(C)平野タカシ/「シアン[特装版]より」 7月10日(月)に発売となるアーティスト・稲葉浩志初の著作にして初の作品集「-シアン[特装版]」。デビューから35年間にわたる稲葉浩志の作詞家としての側面をフォーカスした作品で、400曲以上に及ぶB’z、ソロの歌詞、自筆の歌詞ノート、さらには未公開の詞まで収録されている。中でも注目すべきは、15時間以上にわたる歌詞にまつわる稲葉本人への超ロングインタビューだ。稲葉本人が作品のあとがきで「優しくて濃い時間でした」と語った同インタビューの取材を担当したのが音楽評論家・宗像明将氏。計15時間以上にわたり、稲葉浩志と向き合った宗像氏に“素顔の稲葉浩志”をテーマに話を聞いた。 シアンのインタビュアー/ライターに抜擢された心境 ——今回、どういう経緯で稲葉さんの10万字インタビュー