時間をお金で買うという考え方がある。 よく言われるのは、タクシー移動して電話やパソコン作業などの時間を捻出するとか、必ずしも自分がしなくてもよい作業を外注するなどの方法だ。スキマ時間に仕事するためにスマホやモバイルPCを買うのも、時間への投資と言えるだろう。 この手法だが、自分の生産性、端的に言うと時給が高いほど、応用範囲は広くなる。世界トップレベルのビジネスマンならプライベートジェットを買っても効果があるが、庶民はビジネスクラスやグリーン車でも向上した生産性がコストを上回るかあやしい。 正直、ライターの原稿料などタカが知れているので、タクシーでも赤字になる可能性が高い。とはいえ、仕事が詰まってきて時間が足りなくなってくると、赤字になっても時間をお金で買いたいという気持ちになる。あと、文豪のように旅館に缶詰めで原稿書きもいずれはやってみたい。 庶民レベルで効果があるのは、時間を買う