参院決算委でペンのキャップを口にする麻生首相(共同) 麻生太郎首相(68)の「総理の品格」にかかわる姿が15日、NHKを通じてお茶の間に生中継された。参院決算委員会で、ペンのキャップを口にくわえて原稿を読む、間が抜けた姿を披露。医師出身の民主党議員に「予防医学の観点からもやめた方がいい」と、皮肉交じりに注意された。盟友鳩山邦夫総務相(60)が「良いことを言ってくれた」とフォローしたが、焼け石に水。失言、漢字読み間違いに続く「総理の資質」が問われる事態になりそうだ。 麻生氏の間が抜けた表情が映し出されたのは、午前9時からNHKで生中継された参院決算委員会。民主党の神本美恵子議員が質問中、麻生氏が自席でペンのキャップを口にくわえ、原稿を読む姿が映し出された。口が半開きになったような表情はしばらく続いた。 続いて質問した医師でもある足立信也議員が、見るに見かねたのか「総理は予防医学が大切と言った