晴 さて、本日は「千代緑」さん‥‥小さな小さな御蔵ながら、SP・No.12・MS³ など様々な酵母を使い分けて様々な味わいのお酒を醸し出し、そんな“挑戦”が面白いと愛飲家の支持を集め、それがまたこの御蔵の“美味しさ”の一つの要素になっていると思いますが、今日のお酒もその“挑戦”の一つ。結果、美味しい“結末”になったようですよ~~。 秋田県総合食品研究センターに於いて、(能代市二ツ井町の桜の名所)きみまち阪公園の桜の花から分離培養した酵母【秋田美桜(びざくら)酵母】で醸したお酒 ですが、これがまた興味ある酵母なのです。 それは リンゴ酸とコハク酸の濃度が通常の清酒酵母より多く、さらにその比率は1:1 ですが、一般的には 酸をたくさん出す酵母というのは、リンゴ酸とコハク酸濃度のバランスが悪くなる場合が多く酸っぱいだけのお酒になる と言われています。しかし今日のお酒は、爽やかな酸味のリンゴ酸とコ
![千代緑・純吟 美桜酵母仕込み(2017.05.18 THU.) | 一酒一会](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e25cf60647ad3829ceb0e714c4909fe33d0cde27/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Fpds%2F1%2F201705%2F18%2F08%2Fc0084908_16144228.jpg)