青藤色の丸弁咲き。緑を含む蕾から咲きはじめ、内側に向いた花弁が重なってカップ状となり、咲き進むにしたがって周囲にグリーンを少し残した青藤色になって、花弁が外側へのびやかに広げるかたちに。 中輪房咲き。四季咲きで、夏花はグレー味が強い。花保ちが良い。ティー・パウダリーの微香。濃緑の葉はマットな質感で丸い。 樹勢・耐病性は普通。樹は木立性で高さ1.2m。花名は「青の引力や重力」を意味。2020年春発表のロサ オリエンティス。 世界中でもとくに日本人に高い「青バラ」に対する嗜好の実現は、育種家の夢。 「青バラへのあくなき想い」を花名で表現。いまもっとも「青」に近いバラのひとつで、特に曇りの日や日陰ではかなり青く感じるように咲く。 発色と同時に生育性を目指し、一般に性質が大人しい藤色系でも最強とはいえないが、“通常の管理”で十分生育する。 樹勢は並み、耐病性はうどんこ病には強いが、黒星病へは普通。