健康寿命の延伸の阻害要因として、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)や認知症と並んで注目されているのがロコモティブシンドローム(運動器症候群)だ。 筋肉や骨、関節といった人間の体を支える運動器官が加齢とともに衰え、歩行や立ち座りなどの日常生活に支障をきたす状態を指す。その代表的な疾患が変形性膝関節症で潜在的な有病者を含めると患者数は約3千万人にも上るという。進行すると要介護状態となるリスクが高まるので、若いうちから運動習慣を身につけることが重要だ。 甘草ポリフェノールは体脂肪の代謝機能を高めるとともに、筋肉量を増やす効果も期待できることがカネカの研究で分かってきた。大学のアメリカンフットボール部の男子選手31人を対象に、トレーニングと併用して甘草ポリフェノールを製品化したグラボノイドを2カ月間摂取してもらい、筋肉厚などの変化を調べる臨床試験を実施。摂取しなかったグループに比べ、大腿や
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