今夏の参院選で、”キング・カズ”こと三浦知良選手が自民党から出馬するとの情報が駆け巡っている。悲願のワールドカップ出場はまたも実現しなかったが、間違いなくカズが日本サッカー界の礎を築いたことは関係者一同認めるところである。 「Jリーグ創設当初、カズがいなかったら今ごろ日本サッカーは完全に沈没していましたよ。それほど当時のカズの実力と人気は群を抜いていました。カズがいたからラモスや武田、川口にも注目が集まったんです」とJリーグ関係者も振り返る。 だが、1998年のフランスW杯で、日本代表監督だったオカちゃんこと岡田監督はカズを落選させ、ヒデこと中田英寿中心のチームを選択してW杯に臨んだ。奇しくも今年のW杯も岡田監督。当然、カズは選出させるわけがない。 「でもカズには政治家という道が開けていますからね」(前同) 永田町関係者によれば、すでに自民党はカズにオファーをしたという。実際、前回の参院選