今週の週刊ダイヤモンドの労組特集。本ブログを定期的に読んでいる人なら 理解している内容かもしれないが、コンパクトに良くまとまっている。 正直、よく取り上げてくれたと思う。 労組中央役員の年収が2500万円の日本郵政グループ。 懲戒処分対象者の採用をねじ込む自治労。 彼らにはなんのビジョンも問題意識もなく、あるのは動物的エゴだけだ。 企業別労組なんて、もはや存在価値ゼロだろう。 そして、閣僚18人のうち連合関係者を7人も含む現政権にとって、労組問題は 間違いなくアキレス腱と言えるだろう。 個人的には、公務員人事制度改革や雇用対策という分野では、民主党には最初から 期待していない。 一つだけ付け加えるとすれば、欧米と違って日本の労組が労使協調路線をとるのは 国民性でもなんでもなく、それがもっとも合理的な判断だからに過ぎない。 いつも言っているように、終身雇用では、労使は文字通り一体化する。 若