「健康で長生き」は誰しも望むところですが、この世はとかく不条理です。最近、タバコは今まで吸ったことはない、必ず禁煙車に乗る、家人・客の室内喫煙は固くご遠慮願うという40代の女性が肺がんで亡くなりました。タバコが肺がんに関係があることは間違いありませんが、世人はタバコに罪を負わせ過ぎています。もっと重要なものがあります。それは日常茶飯(毎日の食事)です。あなたが毎日食べているものがあなたががんで死ぬかどうかを決めるのです。わたくし達は酸素を吸って生きている生物です。酸素を利用するかぎり、がんは「避けられない病気」なのです。からだの中にがんができても、がんが命取りにならなければいいわけです。がんを抱えながらも80-90歳まで生きれば不条理とはいえません。そんなことができるかって? できるのです。がんは「避けられない病気」であると同時に「予防可能な病気」でもあります。 糖尿病・最新版 (随時更新