治療の実際 見てわかる鼻の病気 鼻の見え方(健常例) アレルギー性鼻炎 急性副鼻腔炎 慢性副鼻腔炎(鼻茸合併例) アデノイド肥大 鼻出血 アレルギー性鼻炎のレーザー治療 1. 鼻の内視鏡検査 鼻の中は狭い上にかなり奥行きがあって、肉眼では手前の部分しか見えません。鼻の中を奥まで詳しく診るためには内視鏡を用います。 内視鏡には硬性内視鏡と軟性内視鏡(ファイバースコープと電子スコープ)があります(⇒各種機器の画像はコチラ)。 硬性内視鏡は把持しやすく、視野も広角ですので、鼻の入り口(鼻毛の生えているあたりまで)に入れて、鼻の手前から中ほどを観察するのに向いています。 軟性内視鏡は先端が細くてよく曲がるので、鼻の中に入れて鼻からのどまで詳細に観察することができます。近年主流の電子スコープはこれまでのファイバースコープよりも鮮明な画像が得られ、中でも当院が使用している極細径の電子スコープは鼻腔が狭