ザッケローニの採点は3.5。試合後の記者会見のコメントを聞いていると、監督交代を叫びたくなった。ほぼすべてのコメントに、賛同できなかった。そのあまりにも身勝手な分析には恐れ入るばかりだ。まず口にしたのは、コンディションの悪さ。 「2点差がつくほどの実力差はないと思った」 「今日の試合に関してはうちのミスの多さが出た。ウルグアイはミスが少なく、これが勝敗を分けた」 「これだけミスが多いのは想定外だった」 「フィジカルコンディションはウルグアイのほうが少しいいと思った」 ウルグアイ戦の試合中、たびたび苛立った表情を見せたザッケローニ監督 ザッケローニの言い分をまとめるとこうなる。 「代表監督就任に際し、世界のトップに立てという要請は受けていません。課せられた使命は、W杯本大会出場と世界の強豪との差を詰めることです。実際、フィジカルコンディションが伴ったときは、我々は常にいい試合をしている。身体