宿泊者が自ら太陽光発電で蓄電した電気を使って団地の空き部屋に宿泊する不定期出現型ホテル「サンセルフホテル井野団地」が、宿泊者を募集している。 茨城・取手の新町にある井野団地の1室を利用するサンセルフホテル井野団地は、国内外各地の地域コミュニティーと恊働しながら地域の人々に寄り添うアートプロジェクトを企画・運営しているアーティスト・北澤潤が発案した、「住民と宿泊者がつくる、一晩限りのホテル」を作り出すアートプロジェクト。1999年から行われている『取手アートプロジェクト』の一環として2012年に本格始動した。 宿泊者は、団地の空き部屋を使った「客室」にチェックインした後、まず特製の太陽光発電システム「ソーラーワゴン」で1泊の滞在に必要な電力の蓄電に挑戦。日が暮れた頃に、貯まった電気を使って団地の上空にサンセルフホテルのシンボル「手づくり太陽」を浮かべ、団地ならではのルームサービスを楽しみなが