長野県・渋温泉(しぶおんせん)。湯治場として1300年もの歴史を重ねてきた名湯です。今回ご紹介するのは、渋温泉 さかえや 。2年に一度行なわれる「旅館甲子園」という全国大会で2連覇を達成。今、話題の旅館です。 旅館甲子園とは、全国の旅館が、経営方針や従業員の教育、地域への貢献などを発表して競うもの。さかえやは、全国1,300箇所以上の宿の中から頂点となりました。ロビーにはトロフィーが飾られ、旅館甲子園で日本一になった証がさんぜんと輝いています。 スタッフの平均年齢は27歳という若さ。なんでもさかえやにはファンクラブもあり、毎年、泊りに来ている常連客もいるんだそうです。 客室は、6タイプあるうち2016年に3タイプを和モダンな部屋へとリニューアル。上の写真は、半畳の畳と高床式の掘りごたつをしつらえた人気の客室「畳座」(たたみざ)。和でありながらどこかモダンで落ち着いた雰囲気です(客室のタイプ