新宿から特急あずさで松本へ。松本からバスに乗り換え約20分。のどかな山間にたたずむ信州・美ヶ原温泉(うつくしがはらおんせん)。今回ご紹介するのは 鄙の宿 金宇館(ひなのやど かなうかん)。昭和3年(1928年)創業の老舗旅館です。 館内は創業当時のたたずまいを残すレトロな雰囲気。 客室は全7部屋。こちらの客室(上の写真)は、昭和7年に増築されたという辻堂の間(つじどうのま)。入って右側が和室、左側が洋室になっています。 和室の床の間は竹。ウッディな雰囲気の洋室にも桜の木で造られた床の間があります。窓も昔のまま。郷愁ただようお部屋です(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます) 館内のお風呂もタイル張りで昭和の趣(おもむき)。宿の初代が掘り当てたというお湯はアルカリ性単純温泉。冷えた体を芯から温めてくれます。 内湯の外にはなんと洞窟風呂が。秘境ムード満点の湯浴みが楽しめます。 美ヶ原温泉