1.Kindleを使うことと、読書量が増えたことの間の、関連性分析 (1) 事実、KindleとKindle Paperwhiteを使ったら、読書量が増えた 昔から、本を読むのが好きでした。 大学生のころは、(北村薫の『空飛ぶ馬』の主人公のように、)1日1冊読むという目標を立てて、毎日せっせとジャンルを問わずに乱読していました。 しかし、1日1冊の目標を達成した大学生3年生をピークに、私の読書量は年々減少しました。2012年には、『図書館戦争』などの軽い小説や育児本をけっこう読んだにもかかわらず、年間50冊に届かないほどに落ち込みました。 Amazon.co.jpが日本向け「Kindleストア」をオープンし、日本でのKindleという電子書籍サービスの本格展開を開始したのは、ちょうどその2012年の、10月25日のころでした。読書からずいぶん離れていた私は、すぐには飛びつかず、2ヶ月ほど経