糸井 ぼく、今日の増田さんとの対談は、 「もしかしたら、すごく遠いところに いる人かもしれない」 と思いながらやってきたんです。 増田 そうですよね。 糸井 だけど、それでもやってきたのは、 自分や「ほぼ日」が、 自分たちがいま想像できる範囲の中で 固まっちゃうのがいやだったんです。 「ほぼ日」の読者の人たちが 増田さんの表現をどう受けとるのかは わからなかったけど、 まずは最初にこのカフェに来て座ったときの、 「おもしろーい」という感じ。 それでぼく、 「やっぱり勇気を出して、この人に会いたい」 と思ったんです。 そしたら‥‥今日もやっぱりおもしろかった。 増田 光栄です。 最初にこの場所が 糸井さんのアンテナに引っかかってくれたの、 ほんとにうれしいです。 糸井 だってぼく、オープンの日を待ってましたもん。 増田 まず、糸井さんの耳に届いたことに スタッフがびっくりして、大騒ぎでした。