(左から)高畑勲監督新作「かぐや姫の物語」と 宮崎駿監督の新作「風立ちぬ」ビジュアル(C)2013畑事務所・GNDHDDTK/(C)2013二馬力・GNDHDDTK[映画.com ニュース] 配給大手の東宝は12月13日、東京・日比谷の同社で2013年度ラインナップ発表会を行い、スタジオジブリの新作が2作品製作されることを明らかにした。宮崎駿監督の「風立ちぬ」と高畑勲監督の「かぐや姫の物語」で、アニメ界の巨匠2人が顔をそろえる強力な布陣となった。 宮崎監督が、興行収入155億円を記録した「崖の上のポニョ」以来、約5年ぶりに“カムバック”する。前作に続き、脚本も兼ねる「風立ちぬ」は、宮崎監督が模型雑誌「月刊モデルグラフィックス」で連載していた漫画が原作。ゼロ戦設計者として知られる堀越二郎の若き日の姿を描いている。 日本のアニメーションを黎明期から支え、宮崎監督と盟友関係にある高畑監督にとって