PSPや3DSですっかり定番ソフトとなった「モンスターハンター」。 その記念すべき第一作が出たのは2004年のことである。 初代は農場もないし、ハチミツも店売りしないしで色々大変だった。 こんがり肉を焼くためだけによっこらせと素材クエを受けたりもした。 面倒臭かったけれど、そんな不便さにも不思議な生活感を感じたのは僕だけだろうか。 「モンスターハンター」を遊ぶ時、我々はハンターになるのだ。そこには「便利」なんて都合の良いものは存在しないのである。 腹が減ったら大きな草食竜を倒して現地で肉を焼きましょう。 ハチミツが欲しけりゃ森に行って、自分の足で採取しましょう。 単なる手間となる作業も、なんだか「生きる」という本能に直結してる気がして楽しかった。 このゲームではシリーズ作を含めて何度も「うおっっしゃあああ! 倒したあああああ!!」って叫んだけれど一際声高々に叫んだのはやっぱり我ら