“節電のため料金値上げも” 3月25日 11時49分 与謝野経済財政担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、震災による大幅な電力の供給不足に関連して、「大事なことは日本経済のために生産拠点に連続して電力を供給することであり、そのために一般家庭には節電をお願いしなければならない。国民の協力に感謝の念に堪えないが、もう一段の節電のため、電気料金の体系を変えるべきではないか」と述べました。そのうえで与謝野大臣は、「一般家庭では、毎月の電気の使用量が120キロワットアワーまで低い料金になっている。その部分を狭めることで、節電が一層、みずからの問題になる」と述べ、国民に節電を促すため、電気料金の値上げも検討すべきだという考えを示しました。