重村力先生から,以下の文章を頂きました。(新建築webに送信された文章とのこと)代理投稿:平田隆行 __________________________ 都市計画がなって町が死んではだめ。 重村力 阪神を被災し、 インドネシアやスリランカの地震・津波被災地の復興に関わっていた 経験から今回即スマトラ級の地震が起きたと思いさまざまな心配が あたまをよぎった。 地震による破壊の度合いは、報道や調査報告が少ない状況で はっきりとはわからないが、以下のことが言える。 1高層・超高層が長周期に弱いことを露呈したが 幸い致命的な被害には至っていなそう。 2中層のRC建築物は耐震補強した物も含めて 阪神よりもつよい入力に対して相当丈夫になった。 3木造伝統建築は耐震補強が間に合わなかった物が多い。 4建築のサブ構造の総合的安全性は大いに問題を露呈した。 ブロック塀や天井などの仕上げ材支持構造=仙台駅・石