・15~64歳を現役年齢階層、65歳以上を高齢年齢階層とした場合、高齢年齢階層1人を支える現役年齢階層の人数は、1950年時点では12.1人。2017年では2.2人、2065年では1.3人の予想。 ・仮に15~74歳を現役年齢階層、75歳以上を高齢年齢階層として試算すると、高齢年齢階層1人を支える現役年齢階層の人数は2017年時点で5.4人、2065年時点で2.5人。 日本の高齢化の現状、さらには将来予想をまとめた「高齢社会白書」が先日発表された。その公開資料の内容から、「(実質的に生産への寄与が難しい)高齢者層を、現役の年齢階層に該当する人口が支える場合の負担率」、言い換えれば「何人の現役層が1人の高齢者を支える社会となるのか」を確認する。 今件においては現役の年齢階層(生産年齢)を15~64歳とし、高齢者を65歳以上と設定する。さらに後ほどの試算で用いるが、前期高齢者を65~74歳、後