庭や公園あるいは野山などの植物の近くに行く機会があり、皮膚のあちこちに赤いぶつぶつが出来てかゆみが強い時は毒蛾(どくが)の毛虫にやられたと思って下さい。 毒蛾の毛虫には毒針毛(どくしんもう)が1匹に50万本から600万本あってそれに触れた人の皮膚に強いかゆみを伴う派手な皮膚炎を起こさせます。 その皮膚炎を毒蛾皮膚炎(どくがひふえん)といいます。 毒蛾の毛虫は危険を感じると毒針毛を空中へ大量に発射して身を守ります。 毛虫に触れていないのに毛虫に近づいただけでやられるのはそのためです。 毒蛾皮膚炎は毒蛾の幼虫の毛虫による場合が殆どですから毛虫皮膚炎ともいいます。