PND(ポータブル・ナビゲーション・デバイス)では、据え付け型のカーナビとは異なり、GPSによって位置を求めています。通常は4個以上のGPS衛星からの電波を受信することで測位が可能になりますが、ビル街やトンネルの中ではGPS衛星に頼ることができません。 そこで、GPSの電波が受信できない時も自律航法により位置を更新する自車位置測位システムが必要になります。 長年にわたってカーナビの性能にこだわり続けてきた大久保は、従来の自車位置測位システムの正確さに限界を感じていました。 「従来の自律航法でもセンサーを駆使して加速度と方向の情報を取得し、車の位置を割り出すことができますが、トンネルなどで測位時間が長くなるほど速度のズレが大きくなってしまいます」 もっと正確に速度を測り現在地を把握する新しい方法はないか・・・、大久保の頭にはいつもその課題があったのです。そして、新しい自車位置測位システムの開
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