【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補トランプ氏が9日、南部ノースカロライナ州での集会で、民主党候補のクリントン前国務長官について「銃を持つ人たちなら止められる」と暗殺を促したと受け取られかねない発言をし、批判が高まっている。 トランプ氏は集会で、銃規制を訴えるクリントン氏が大統領に就任すれば、リベラル派の最高裁判事を指名し、武器保有の権利を認めた合衆国憲法修正第2条を廃止するだろうと予想。 「そうなればどうしようもない。だが、修正第2条の人々(銃を持つ人々)には手段があるかもしれない」と述べた。