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日日に関するsimpkinのブックマーク (3)

  • ハローサマー、グッドバイ - Everything You’ve Ever Dreamed

    足音がする。息遣いがする。むしいむしししし。すぅはすうぅはあ。ときに嬉しそうに、ときに悲しげに空気を響かせる。床、柱、梁、階段、洗面所、便所、風呂、物置、ガレージそして庭。生きている。古い家のいたるところにはかつて住んでいた人の足音や息遣いは生きている。幽霊とかオカルト的なものではなくそこで暮らした人が生きた証拠をキズや傷みとして残している。天国やあの世とかそういう場所じゃなくて、そのキズや傷みのなかにかつて暮らした故人はいるのだと思う。ときどき亡くなったオヤジが僕と弟の身長を測ってくれた柱のキズをみると、寂しさに包まれてしまうときもある。お盆というやつはそうした家のキズや傷みをレコード盤の溝に見立て針を落とし故人の想い出を生きている人それぞれのスピーカーで再生するようなものじゃないだろうか。 僕の住んでいる街では迎え火と、ナスと胡瓜とマッチで拵えた精霊馬で先祖の霊を迎えるのがお盆の慣習に

    ハローサマー、グッドバイ - Everything You’ve Ever Dreamed
  • ばあちゃんと自転車

    俺、老人苦手。 「おばあちゃんこ」とか「おじいちゃんこ」とかってスゴイ。 老人慣れしてるヤツってスゴイ。 電車で席も譲れない。話しかけるの怖い。 年に一回くらい田舎に連れて行かれた時の祖父母との対応に常にいっぱいいっぱい。 敬語で喋っていいんだか、親に話すみたいに普通にしていいんだかわからなくて、困る。 胃が痛くなる。 親がいなくなると、話題ゼロ。 田舎帰るの嫌い。 で、中学に入ってからは、部活や何だとかいって、親の帰省に付き合わなくなる。 高校に入る頃には祖父母なんて、一番他人に近い知り合い程度の認識。 ところが、 去年、じいちゃんが死んだ。 葬式はさすがに帰省。 正直、神妙な面持ちをするのが精一杯。全然、涙でない。感情移入できない。 ばあちゃんにも、結局、何も声かけれず。一言も話さず。 それから一年。 親父がいきなり 「ばあちゃんを東京に呼ぼうと思うんだけど、いいか?」 発言。 いやい

    ばあちゃんと自転車
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    わたし的棚ぼた一万円選書 急に千葉さんに手渡された封筒、開けてみたら1万円札が1枚。何ごとかと思えば、同期の出張を代わったお礼をもらったらしい。 「葵はワンオペで育児してくれたから」と半分わけてくれました。 泡銭の1万円 これはもう、わたし的1万円選書をしろという思し召しなのでは……

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