沿線にただようおおらかな雰囲気がよい 水稲荷神社(早稲田近く)にいるヤギ。ユキちゃんという名前らしい 都電荒川線の表定速度は時速13.1km。一般的な通勤列車が表定速度30~50kmあることを考えるとけっこうのんびりしている。 だからなのか、沿線にはいろんな面でおおらかな空気が流れている。 遮断機がないことに最初はびっくりしたけど、都電ではわりとふつうだ 大通りとの交差点も信号だけ。でも都電のスピードならこわくない かつて都電は東京中を走っていたが、自動車社会のあおりを受けて、1970年前後にほとんどが消えていった。 最後に残った2系統4路線(三河島線、荒川線、滝野川線、早稲田線)を合わせて出来たのが都電荒川線だそうだ。 それから約50年、都電荒川線はひとりで最後の都電を守っている。 こののんびり感は、モータリゼーション以前のおおらかさなんだろう。 線路側にも扉を持つ家をときおり見かける