ブックマーク / mwtstinger.info (7)

  • 2024年8月8日

    負けた・・・・・。 こらえきれずに禁断の文明の利器の力を借りてしまった。 思い返せばコロナ禍真っ最中の4年前。 不要不急の外出やソーシャル・ディスタンスが一般市民の生活に影響を及ぼし始めた頃から、電気代はじめとする諸々の生活費の節約と倹約生活をスタートさせたのだった。 当然真夏の酷暑の中、室内気温が30度を優に超える日々であってもノー・エアコン生活を我が身に強いてきた。 「冷風は身体に毒!」とのからのスローガンに従い、ステイホームやリモートワークの日々においてもノー・エアコン生活を貫いてきたのだ。 だが・・・・・。 その倹約生活の厳命を破る事態となったのは今年の7月に入ってからだった。 もはやアラ還のジジィに連日の酷暑は厳しすぎたのだ。 どれだけ扇風機の羽根を回そうと、冷感シートで何度も身体を拭き上げようと、アイスノンで首元から冷やそうとも、何をどうやっても寝付けない日々が続いたのだ。

    2024年8月8日
  • 2023年7月14日

    ドラム式洗濯機よ、お前もか?! 「五郎、洗濯機がどうやらダメみたい・・・・・」 部屋で一人、ムフフな動画をこっそり・ひっそりと楽しんでいたところ、がいきなり背後に忍び寄り、恐怖の一言を背中に浴びせかけてきのだ。 まるで、ムスカの傍若無人ぶりにブチ切れたシータとバズーが唱える「バルス」の如き破壊力をもって、その一言は、まだ梅雨の明けきらぬ熱帯夜に恐怖と言う名の冷水をぶちまけてきたのだ。 長年酷使し続けている我が家のドラム式洗濯機。 そのドアの開閉に問題が生じていると、随分前からからは直訴されていた。 いくらキチンと閉めていても、「フロントドアをしっかり閉めてください」とのメッセージが表示される現状について、何度も繰り返しからは訴えかけられていた。 そのたび、修理に出すことも、新しい洗濯機を買うことにもダンマリを決め込んでやりすごしてきたのだが、とうとう、格的に、絶望的に、壊滅的に、我

    2023年7月14日
  • 黄昏のスキャット

    スキャット スキャット。 己の声を楽器に見立て、即興的に、その声を伴奏のメロディーに乗せてゆく。 有名どころといえば、ザ・ビーナッツ「恋のフーガ」、サントリーオールドTVCM「夜が来る」、「徹子の部屋オープニングテーマ」、由紀さおり「夜明けのスキャット」、スキャットマン・ジョン「スキャットマン」あたりが有名で、読者の方も何人かは聞いたことがあるだろう。 (昭和世代限定ってことで) 数ある名曲の中、我が人生におけるスキャットの名曲、孤高のナンバーワンソングといえば、さだまさし「北の国から」のテーマをおいて他に考えられない。 どこまでも続く、澄み切った青い空を思わせるアコースティックギターのアルペジオから始まり、その弦がはじき出す音色に乗るスキャットは、フワっと優しく浮かぶ白い雲のようだ。 ささくれ立って荒んだ心に干天の慈雨が染み渡り浄化していくような、慈愛に満ちたスケールの大きい名曲だ。 歌

    黄昏のスキャット
  • 引き換えにするもの

    早すぎる 机の上、小さな池のような水たまりができている。 パソコンのキーボードを打つために置いた腕の形そのままに、汗でできた小さなそれは、早すぎる夏の到来を形を変えて告げていた。 観測史上最速の梅雨明け。 令和四年の夏の到来は、まだ六月を一週間ほど残した時点で早々に気象庁から発表された。 それにしても、いかんせん早急にすぎる。 梅雨入り当初は例年のような長雨になっていたものの、ある日を境にしてパタっと雨音が止んだ。 グズついた鈍色の空が連日続き、水分を大量に含んだ空気は容赦なく身体にまとわりついた。 妙齢見目麗しい女子ならいざしらず、小遣いをねだる子供と、梅雨時のたっぷりと湿気を含んだ空気にまとわりつかれるのは当に気分が悪い。 自分の放屁もそうだ。 鼻先で臭いが滞留し、身動ぎすれども一向に霧消しない。 低空飛行を続けながら下降線をなぞる日の株価に反比例するように、日々感じる不快指数は上

    引き換えにするもの
  • 人生の苦だんご

    人生は恥の上塗り 思えば、いや、思わずとも、恥の上に恥を塗り重ねながら、我が人生は半世紀以上の時を重ねていったのだ。 芳醇なウィスキー(サントリーオールド/格安酒屋で購入¥1,450税別)が一口、喉の奥を通り抜けていく。 無精髭が薄く浮かぶ喉元を小さく上下させながら、ゆっくり、ゆっくりと、琥珀色の液体が肚の中に収まっていく。 誰かが言った。 「ウィスキーを飲んだ途端、神が全身を暖かく抱きしめてくれたのだ」と。 私の場合は神ではなく、艶かしい遊女が着物の帯を解くように、ゆるりゆるりと、蛇が蜷局とぐろを巻くような、湿った肌触りと生暖かさでウィスキーに抱きしめられるのだ。 そんな酔いに溺れる宵ほど、愚かな過去の自分を思い出してしまう。 年相応とはなんぞや?と、その言葉の定義を紐解かずとも、幼少期から学生時代まで、いや、成人した後も、ありとあらゆる愚かな年不相応な行為を繰り返してきた。 授業中、聞

    人生の苦だんご
  • 継続は力なり

    どのクチだ!そんなこと言うのは!! 「継続は力なり」。 今、この言葉を噛みしめるようにして毎日を過ごしている。 ブログの更新をパッタリと止めてしまって、はや半年以上が経過しているが、もはやそれはどうでも良いことだ。(どうでもいいのか?) 言っても仕方ない。 書けなかったのだから仕方がない。だが、書きたい気持ちはあったのだ。 もはや、おいそれと愛車にチャージすることを躊躇してしまうガソリン価格のように、書きたいという気持ちだけは異様に高かった。 だが、気がついてみれば令和三年も十月を過ぎてしまい、今年も残すところあと三ヶ月となってしまった今、ようやくPCの画面に向かい、このブログを書いている。 コロナウィルスの新規感染者数が目に見えて減少し、今月から一斉に緊急事態宣言が解除となった。 酒類を提供する店にとっては福音であっただろう。 もはや、路上で宴会とは名ばかりのドンチャン騒ぎをブチかまし、

    継続は力なり
  • チートディ?いやいや送別会です。

    悪魔の単語「メタボリック・シンドローム」の誕生 デブ、豚、太っちょ、ふくよか、ぽっちゃり、まん丸、マシュマロ・・・・・。 世の肥満体質の人間を形容する言葉は星の数ほどあれど、平成を迎えアラフィフになり、我が目に飛び込んできて思い悩ませるよう... 時間の経過は早いもので、血涙を流すような冬期賞与支給日を迎えたと思ったら、もう来週はクリスマス、そして今年も残すところ一週間ちょっととなってしまった。 今年はまだ品川の街で「ジョンとヨーコのクリスマス:The War Is Over」を聞いていない。 もちろん、欧陽菲菲のラブ・イズ・オーバーも聞いていない。 クリスマス気分を全く感じられないのだが、もう令和の世ではクリスマスはオワコンになってしまったのだろうか? 年齢を重ね家庭を持った途端、パートナーと過ごすムフフなクリスマス・イブへの期待感や高揚感は淡雪の如く消えてなくなり、今では会社帰りに品川

    チートディ?いやいや送別会です。
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