ユング心理学批判 Criticism against Jungian Psychology 戦国武将の石田三成がちょっぴり好きです。天下分け目の関が原の当事者の一方でありながら、あまりにも人気がありません。このままでは、やがて豊臣家は滅ぼされ、天下は家康のものになってしまう、と危機感を持った彼は、各地の有力大名に、家康打倒のため総大将になってくれるようにと懇願しました。しかし、みんなしり込みして誰も引き受けてくれません。そこで、彼は次のように考えました。「誰もやってくれないのなら、力量不足であっても、人望がなくても、この俺がやるよりしかたがないではないか。」 僕は、ずっと待ち続けていました。誰か力のある人物が、この心理学の危険性に警鐘を鳴らしてくれることを。今、心理学畑、教育畑だけでなく他の分野にもこの心理学が浸透しようとしています。しかし、待てど暮らせど誰もこの心理学の恐ろしさについて