『グループアイドル進化論』(岡島紳士+岡田康弘)を編集の方から頂戴しました。ありがとうございます。このほかにもほとんど同じ題名のような筑摩書房から太田省一氏の『アイドル進化論』も出た。後者はまだ立ち読み程度だが、前者の『グループアイドル進化論』は70年代からのアイドル市場の変遷や、また最近のライブアイドル(地下アイドルもこれに近い)の流れを直近までほりさげているところも特色である。またポストAKB48としてももいろクローバーに特に注目しているようだ。またいしたにまさき&福嶋麻衣子両氏の『日本の若者は不幸じゃない』もやはりライブアイドル論として読むことが可能である。もちろんここでもとりあげたサエキけんぞう編著『W100 LIVEアイドル』もこのアイドル市場の暫定的カタログとして現在機能していて便利だ。 これらの本の特徴をあえて一言でいえば、「ヴァーチャルではなく生身の(or至近距離の)接触が