世界初の家庭用ゲーム機、マグナボックス・オデッセイから、2018年のプレステクラシックまで、年代順にまとめたよ。 昔作ってニコに上げた物の、改良版。
1)〈鑑賞〉とは何か? あなたは〈鑑賞〉という単語を目にしたとき、どのようなイメージを思い浮かべるだろうか。クラシック音楽に関わる人々であれば、〈音楽鑑賞〉〈映画鑑賞〉〈美術鑑賞〉など、芸術鑑賞に類するものを連想する方が多いことかと思われる。後述する通り、実際のところ〈鑑賞〉という語は本来、芸術に用途が限定されていたという。しかしながら、例えば〈DVD(Blu-ray)鑑賞〉という用法も今日では非常に多くなり、必ずしも対象物が芸術的か否かは、鑑賞という語を使用する上での重要なファクターではなくなりつつあるのも事実だ。 あるいは別の見方をすれば〈鑑賞〉と〈観賞〉を使い分けなくなっているとも言い換えられるだろう。ではそもそも、このふたつの単語はどう違うのだろうか。〈賞〉という文字には「美しさや、よさをよく味わう。[1]」との意味があるように、「観たものの美しさや、よさをよく味わう」のが〈観賞〉
韓国のインディペンデント映画誌「FILO」。世界各国のシネフィル(映画通)に直接原稿を依頼するという意欲的な編集方針で知られる同誌には、過去に日本を代表する映画監督である黒沢清氏・諏訪敦彦氏、俳優の加瀬亮氏らも寄稿しています。そして、最新の第13号には、長年国内外の映画批評をリードし続けてきた蓮實重彦氏のメールインタビューが掲載。今回、蓮實氏と「FILO」編集部のご厚意により、「考える人」で特別にその日本語版を公開することになりました。 今年84歳を迎えた「映画狂人」は、自らが体験した映画史、さらに最前線を見据えて何を語るのか? 映画時評から離れて久しい蓮實氏が現代の映画監督についても率直な評価を明かしたこのロングインタビュー、聞き手を務めたホ・ムニョン氏による充実した後記とあわせて、ぜひお楽しみください。 ――まず初めに私どものような小さな雑誌の書面インタビューに応じていただき、誠にあり
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く