世界で最も有名な鮨職人と評しても過言ではない渡邉貴義シェフ。「スシ・オペラ」を標榜し、エンタメ感たっぷりに鮨を提供するスタイルが外人に大ウケ。ニューヨークのポップアップイベントに4か月間も招聘され、ニューヨークタイムズ紙の1面を飾りました。ちなみに渡米は「タレント」としての契約らしいです。 さてその渡邉貴義シェフがイベントを終え、北九州は戸畑の地に戻ってきました。小倉駅からタクシーで20分と辺鄙な立地。こんな場所(失礼)でも世界と渡り合えるのです。もちろん世界の有名店でド田舎にあるというのは普通のことなので、そういう意味でも世界基準なのかもしれません。 舞台さながらの店内。貸し切りであれば10席入れたりすることもあるそうですが、通常営業であれば6~7席に留めるそうです。「無理に詰め込んじゃうと、きちんと目を見てお話できないじゃないですか」とチャーミングな大将。一方で、カウンターは団体戦であ