闘病記の共有サイトを知る2008年12月8日 闘病体験をブログなどで公開し、患者や家族、友人たちが病気に関する情報を共有する動きが広がっています。ネット上に散らばっている情報を収集し、似た病状の人を探し出すデータベースも登場。米国の患者SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は蓄えられた情報が新薬開発などに生かされているともいいます。「患者参加型サイト」を紹介します。 ■患者が求める情報を収録 うつ病785件、乳がん738件、不妊症404件、リウマチ234件……。闘病記のポータルサイト「TOBYO」が収録する闘病記を、多い病名順に並べてみました(1日現在)。「ウェブ闘病記を、もっと便利に使いやすく」と、ITベンチャーのイニシアティブ(東京)が運営するこのポータルは、572の疾病について、1万件余りの闘病記を収録しています。 自らの闘病の足跡をオープンにすることで、似たような境遇の人